社員インタビュー デザイナー・奥田 琴美

CrownStrategyのデザイン担当・奥田琴美(Kotomi Okuda)。美容の販売・SNS運用、マーケティング担当として得た知見、経験をフル稼働して活躍中だ。現在はエンパワーミーとEC CROWNパッケージのデザインに注力している。Webデザインとマーケティングの力でCrownStrategyを大きくし、日本を変える決意で、日々の業務に取り組んでいる。

打てる施策をいかにフットワーク軽く実行し続けるか。地道なマーケティングの仕事

「私にとってWebデザインは、泥臭い仕事を直向きに実行するプロダクト・サービスの黒子だと思っています」と奥田は言う。ビューティーアンドヘルス部門のリードデザイナーとして入社し、現在は「エンパワーミー」と「EC CROWN」のデザインを一手に担う。「エンパワーミー」の認知を高め、アプリ会員数を増やす。そして、新規リード獲得への問い合わせ件数増加につなげることを目指してさまざまな施策を講じる。新規受託案件獲得に至るまでの仕組みを作ることが奥田の役割だ。

「まず『エンパワーミー』がターゲットとしている美容施術に興味のある人と美容クリニックの医師にとって、使いたいと思っていただけるアプリであることを伝える必要があります。また、どうしてこのアプリが世の中に必要なのかを伝えていく。そのために、世間のニーズを調査してデザインの見直し・改善をしたり、競合他社の調査やSEO対策、美容クリニック業界や施術の流行調査などを行います。また、ECでのコスメ販売においては実際に自分が商品を試してその良さを実感し、自分の言葉で紹介する。常に調査と勉強、挑戦、改善を繰り返す日々ですが、どの工程も不可欠で非常に大切です。」と奥田。将来的には“美容アプリといえばエンパワーミー”が世間に浸透し、必要不可欠なアプリとなることを目指す。その道のりは始まったばかりだ。

「ローンチしたばかりの『エンパワーミー』は、口コミや症例件数、美容クリニック数も少なく、話題を集めるには決して簡単ではありません。そのため、まずは『これをやってみよう』という小さなアクションをどれだけ起こせるかが大切です。実践してみないと分からないことは本当に多いものです」。こうして奥田は日々試行錯誤しながら施策を繰り出す。自分で気づいたことや思いついたことを積極的に社内会議で発言し、相談しながら進めていく。

これだけ日々意欲的に取り組めるのは、「エンパワーミー」が世の中に必要で、多くの人のためになるアプリだと強く感じているから。ただの美容アプリではなく、美容施術を受けて叶えたい夢がある人々と、そんな夢を叶えたい美容クリニックとをつなげるアプリなのだ。競合のアプリにはない「差異」が、しっかりと「価値」として届くように、ターゲット層が何を求めているのかを探る。

美容/健康商品の販売・接客を経てCrownStrategyへ

デザイン担当として自立自走する奥田。最初は、化粧品や健康食品の小売店で、接客・販売・SNS運用を経験した。化粧品やサプリの成分知識を勉強し、接客を通して新規顧客の獲得や売上アップに努める。SNS運用も担当して順調に経験を積むも、販売よりもさらに力を入れたいことが明確になってきていた。「店舗での商品販売やお客様一人一人と向き合う接客はとてもやりがいを感じていました。しかし、SNS運用を経験したことで“どうすればもっと商品を知ってもらえるか、売上に繋げられるのか”とモノが売れる仕組みへの興味が強くなりました。それにはデザインやマーケティングが関わってきます。自分のアイデアを形にするデザインというものには昔から興味を持っていたこともあり、Webデザインについて本格的に基礎から勉強しようと考えたのです。

そこでまずは独学でHTML、CSS基礎から勉強を開始し、のちにWebデザインのオンラインスクールに入った。デザインツールについてもほぼ独学で知識を身につけ、とにかく毎日コーディングに触れてデザインを見て、自分なりにサイトやバナー、イラストを作成してみる。実務経験がない分、勉強して得た知識をフルに活用して作品づくりに集中しました。同時にSNSのアルゴリズムやマーケティング、あらゆるCMSの特徴や操作方法についてなども勉強。ご縁があって、現在のCrown Strategyへ入社することとなりました」。販売やそれを通して人と関わることは好きだったが、ずっと興味のあった分野に進む決意をし、ここに来たという経緯だ。

入社した時期は、ちょうどアプリ『エンパワーミー』の方向性が固まりデザインに着手しようとしていたタイミング。EC CROWNも、案件獲得に向けてサイト改修を考えていたところだった。「現在は主にアプリのデザインやEC CROWNのパッケージデザインに注力していますが、いずれはECでの商品販売戦略やSEO対策の強化、美容人材の育成にも関わり会社全体をもっと盛り上げていきたいです。社員の頑張りをしっかり評価してもらえるこの環境で、毎日の業務を着実にこなし、色んなことに興味を持ってチャレンジしていきたいです。自分自身が楽しみながら仕事することを大切にしたいですね」。

思いやりの大切さ。働きやすさはどこからきているのか。

壁にぶつかることもあるが、奥田は今の状態を「これまででいちばんノンストレスで働いています」と言い、その理由を考察する。「なんといっても働きやすさです。フルリモートのため自分のタイミングで休憩ができ、一人の空間で作業できるので集中しやすい。社員のストレスにならない働き方を考えてくれる会社だからだと思います。販売職は常に人に囲まれた状態で、それはもちろんすぐ相談したり意見を出し合ったりと、対面でのコミュニケーションは良い点が沢山ありました。しかし、一つのことにとことんグッと集中するタイプの私には、今の働き方がよく合っているようです。リモートでもWeb上で毎日難なくコミュニケーションが取れますし、不明点や相談事はすぐにチャットで解決できています。一人での作業時間と会社のコミュニケーションの時間がバランスよく取れることが、居心地の良さの秘密かもしれません」。

「会社のメンバーはまだまだ少ないです。少ないからこそ、常に連携を大切にして意見を出し合いながら仕事を進めています。リモートで互いの様子が見えにくいからこそ、強い信頼で同じ方向に向かって取り組むことができているのを感じます。今後会社の規模が拡大して社員数が増えても、互いを思いやる気持ちを忘れず、一人一人が存分に力を発揮できる環境を作っていきたいです」。

アプリのリリースは始まったばかり。まだまだやること・やりたいことは沢山あるが、今後まずはアジア拡大へ向かっていきたいのだという。「美容は日本のみならず世界中に興味を持っている人がいます。どんな人にも使いやすいアプリを目指して、世界に対応できるよう進化させたいです。自分に自信を持ちたい、変わりたいと願う全ての人の悩みに寄り添うアプリにするべく、世界規模でのマーケティング、デザインに挑戦します」。そんな思いとともに、奥田はこれからも地道に熱く邁進する。